小樽の前浜に60年ぶりに群来が戻ってきました。そして小樽前浜産数の子が60年ぶりに復活しました。 群来(くき)と はニシンが産卵のため群れをなして大挙して浜辺に押し寄せることを言います。産卵放精に よって海は真っ白になります。今年で6年目の群来に祝津の港は昔の活気を戻しつつあります。特に2011年2月20日の群来は当社の目の前の海が真っ白に なるほどの大掛かりなものでした。入久はこれらの小樽前浜で取れたニシンから新鮮なニシンの魚卵にこだわり、漁獲されたニシンを素早く冷凍保存します。こ れは生のままでは卵がヌルヌルで固まらないためにあえて冷凍します。そして解凍後魚卵を取り出し素早く塩水につけて鮮度が出来るだけいい状態で数の子とし て加工しています。 入久は北海道原料にこだわり、数の子は前浜にこだわっています。すぐ目の前の浜でニシンは産卵します。塩数の子は小樽 が 発祥の地と言われていますが、今では作り手は入久だけとなってしまいました。幸いにニシンも数十年ぶりに帰ってきました。入久は北海道小樽前浜産数の子にこだわって伝 統の味を皆様にお届けしたいと思います。 北海道小樽前浜産の数の子は4年~6年魚が主体で数の子のサイズも大型なものが多くなっています。この作品は3L~4Lが中心詰め合わせされており、1本50g前後になっています。数の子好きの方にはたまらない歯ごたえが楽しめます。ご贈答には木箱でご用意していますので正に遜色ない風格を保っている商品です。
- 製造:北海道小樽入久
- 主原料:北海道小樽前浜数の子
- 他原料:食塩
- お届け:冷蔵便
- 保存方法:要蔵凍
- 賞味期間:
- 発送温度:クール冷蔵
- 産直対応:可(ヤマト便)
(小樽前浜数の子の製造風景)
・小樽の漁師さんのニシン漁
・小樽市場のセリで買い付けします
・新鮮なニシンを一度凍結する(魚卵を固めるために) ・解凍 ・数の子の腹出し 卵と魚の魚体を分ける。魚は本体は身欠きニシンやニシン煮に加工する。 ・塩水洗浄
・漂白・殺菌(過酸化水素水) ・水洗浄 ・卵選別 良質な成熟卵だけを選別 ・飽和塩水で塩蔵
・洗浄 ・付着物等の除去 ・選別 ・パーケージ製品化
・金属探知機検査 ・凍結冷蔵 ・出荷(冷凍)