辛子明太子

(タラコと明太子の違い?)

朝鮮半島ではスケソウダラのことを明太魚と言い、その子供であるので明太子と呼ばれています。タラコと明太子は同じ意味になります。関西ではタラコを明太 子と呼んでいる人が多いようです。多分、朝鮮の定住した方が多かった為かと考えられます。
朝鮮の漁師はこの魚卵がスケトウダラよりも美味しいということで17世紀ころから塩辛などにして食べていましたが、これに辛子をまぶし保存食とし韓国で庶民の食べ物として親しまれていました。戦後、福岡の中洲惣菜屋「ふくや」の初代川原俊夫氏が朝鮮より引き上げてきた折に現地の辛 子味の明太子をキムチ風にアレンジして1949(昭和24)年1月10日に売り出して現在のように「辛子明太子」として普及しました。(それを受け、毎年1月10日を「明太子の日」としています。)
しかし原料は北海道やベーリング海で取れたものが使われています。上質な辛子明太子は北海道産が多いのが現状です。言う なれば辛子明太子は生まれは北海道、育ちは博多といったところでしょうか。
主要な産地は福岡・九州各県・山口県などです。

有名メーカ:ふくや、やまや、

弊社も北海道前浜のたらこを使い、小樽明太子として北海道生まれ、北海道育ちの辛子明太子をお届けしています。

たら子

 |タラコとは? スケトウダラの卵巣を塩蔵(塩漬け)したものをいいます。塩タラコとも言われています。一般にたら子が普及したのは比較的新しく、明治の後半から真鱈の不良の年に漁獲がはじまり、卵巣を塩蔵して食するよう […]

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辛子明太子

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数の子

1.数の子とは? 数の子はニシン(鰊)の魚卵の塊を天日干しして乾燥させた干し数の子やそのまま塩水漬けした塩数の子を言いいます。現在は干し数の子は製造時の手間暇や食べる時の難しさから余り製造はされてはいません。北大路魯山人 […]

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イクラ(鮭の腹子)

基本的には日本はシロザケの魚卵が主体になります。鮭の腹子として日本の米文化には欠かせないものとなっています。主な産地は北海道ですが、東北や新潟などでも川に産卵のために遡上する鮭から生産されています。シロザケの他、鱒の腹子 […]

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甘エビ(ホッコクアカエビ)

甘エビは日本で一番お馴染みのエビかもしれません。正式名称はホッコクアカエビといいます。島 根県以北の日本海沿岸から宮城県沖の太平洋、オホーツク海、ベーリング海、カナダ西岸までの北太平洋などの300~1000mの深海に広く […]

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辛子明太子製造方法

(一般的な辛子明太子の製造方法) 塩たらこの製造過程の13.水切り整形までは同じ工程です。辛子明太子メーカがタラコを購入してから漬け込みを行う場合はそのタラコを解凍するところから始まります。 解凍 辛調味液の製造[粉末唐 […]