筋子

シロザケノの
腹子を
そのまま塩漬け

|筋子

一 般的には鮭の卵巣をそのまま塩蔵したものをさします。筋に卵が連なっていることから付いた名前です。シロザケの秋に漁獲せれたものがその原料の主役です が、紅鮭、樺太鱒からも製造されており、それぞれ紅子、鱒子と呼ばれています。味付けは塩漬けがほとんどですが、醤油や粕などにも漬けたりします。あまり 関西方面や西の地域では馴染みのない食材かもしれません。北海道や東北ではご飯のお供に欠かせないものでした。最近は嫌塩の影響でその役割をいくらの醤油 漬けに奪われ気味です。しかしシロザケノの上質の卵から作られた熟成筋子は格別な味わいがあり、塩に慣れて熟成した筋子はイクラの醤油漬けでは味わえない日本の味の深みを感じま す。シンプルな味付けにこそ色々手を加えたものよりそのものが持つ味の強さを感じます。温かいご飯にこの上なく相性が良く、日本人で良かった思う瞬間です。

たら子

 |タラコとは? スケトウダラの卵巣を塩蔵(塩漬け)したものをいいます。塩タラコとも言われています。一般にたら子が普及したのは比較的新しく、明治の後半から真鱈の不良の年に漁獲がはじまり、卵巣を塩蔵して食するよう […]

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辛子明太子

(タラコと明太子の違い?) 朝鮮半島ではスケソウダラのことを明太魚と言い、その子供であるので明太子と呼ばれています。タラコと明太子は同じ意味になります。関西ではタラコを明太 子と呼んでいる人が多いようです。多分、朝鮮の定 […]

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数の子

1.数の子とは? 数の子はニシン(鰊)の魚卵の塊を天日干しして乾燥させた干し数の子やそのまま塩水漬けした塩数の子を言いいます。現在は干し数の子は製造時の手間暇や食べる時の難しさから余り製造はされてはいません。北大路魯山人 […]

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イクラ(鮭の腹子)

基本的には日本はシロザケの魚卵が主体になります。鮭の腹子として日本の米文化には欠かせないものとなっています。主な産地は北海道ですが、東北や新潟などでも川に産卵のために遡上する鮭から生産されています。シロザケの他、鱒の腹子 […]

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甘エビ(ホッコクアカエビ)

甘エビは日本で一番お馴染みのエビかもしれません。正式名称はホッコクアカエビといいます。島 根県以北の日本海沿岸から宮城県沖の太平洋、オホーツク海、ベーリング海、カナダ西岸までの北太平洋などの300~1000mの深海に広く […]

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塩イクラ

(塩いくら) シロザケの 腹子(卵)を塩水で漬けたものを一般的にイクラとして我々は食しています。寿司屋さんなどでイクラと言う場合はこのシロザケの塩イクラをさします。イクラ という呼び名はロシア語で「魚卵」という意味でもと […]

いくらの醤油漬け

|いくらの醤油漬け いくらの醤油漬けは今や塩いくらよりは一般的になり人気の食品になりまし た。温かいご飯にかけて食べる幸せは格別です。塩イクラを作る工程で塩水漬けを醤油の調味液で着けたものになります。調味液の調合や漬け時 […]

筋子

シロザケノの腹子をそのまま塩漬け |筋子 一 般的には鮭の卵巣をそのまま塩蔵したものをさします。筋に卵が連なっていることから付いた名前です。シロザケの秋に漁獲せれたものがその原料の主役です が、紅鮭、樺太鱒からも製造され […]

鮭(白鮭)

日本では鮭と言えばこのシロサケを指すことになり、アキアジ、アキサケなどとも呼ばれています。秋になると新潟、東北、北海道の河川に毎年産卵のために遡上してきます。河川では産卵の時期に採卵、孵化、放流が積極的に行われ、回帰する […]

塩イクラの製造方法

(塩いくらの水産会社などの一般的な製造方法) 鮭の漁獲 製造工場へ 魚体から腹子を摘出 洗浄(2%程度の塩水で汚れを落と) 卵粒の分離作業(ラケットや網などを使い、網にこすりつけるように卵をもみ落とす) 再洗浄(2%塩水 […]

いくらの醤油漬けの製造方法

(いくらの醤油漬けの一般的製造方法) 塩イクラの作り方と1~7までの工程は一緒です。 鮭の漁獲 製造工場へ 魚体から腹子を摘出 洗浄(2%程度の塩水で汚れを落と) 卵粒の分離作業(ラケットや網などを使い、網にこすりつける […]

筋子の製造方法

(筋子の一般的製造方法) 鮭の漁獲 工場へ搬入 腹子の摘出 選別 洗浄血抜き(2%位の塩水でよく洗います。この時血管を指で押して血液を抜きます) 漬け込み(腹子の倍の飽和塩水に漬け込み、更に5%程度の塩を加える)攪拌・・ […]