商品一覧
明治四三年小樽祝津の地に創業以来、
たら子・数の子等の魚卵製造を中心に、
「真心の味」をモットーとした製品づくりを行っています。
主力の北海道産塩タラコは、
噴火湾(内浦湾)で漁獲された
スケソウダラの生の卵のみを使用、
昭和三〇年代より「灯台印」として全国で愛されています。
漁獲量が回復してきた
小樽前浜産ニシンを利用した数の子や、
親魚を利用した製品の製造・開発も行い、
安心・安全な商品をお届けするため、
自社基準のもと徹底した衛生管理ならびに
定期検査を行っています。
王様のうに
王様のうに
ひと瓶に約七個のウニが入っています。
冷たい波寄せる小樽の海で昆布を食べて育つムラサキ雲丹。
そんな小樽産の雲丹を100%使用し水を使わず、日本酒・砂糖・醤油・みりんのみでじっくりと炊きあげた一品です。
たらこ
「たらこ」とはスケトウダラの卵巣を塩蔵したものをいいますが、現在の一般的なたらこの原料はほとんどはアラスカ、ロシアで底引き網で漁獲され、船上で採卵して冷凍されたものがほとんどです。入久の「北海道産たらこ」 は鮮度にこだわり、北海道噴火湾で刺し網漁法捕獲したスケトウダラをその日のうちに処理して成熟卵の一番状態の成熟した真子を取り出します。そのままミネ ラル豊富な海水天日塩で作った特性の調味液に伝統の製法で漬け込んでいきます。その調味液もできる限り着色料を抑えていますので、入久のタラコは他 のメーカさんのたらこより赤みが薄く、ピンクいろになっています。
かずのこ
小樽の前浜に60年ぶりに群来が戻ってきました。そして小樽前浜産数の子が60年ぶりに復活しました。 群来(くき)と はニシンが産卵のため群れをなして大挙して浜辺に押し寄せることを言います。産卵放精に よって海は真っ白になります。今年で6年目の群来に祝津の港は昔の活気を戻しつつあります。特に2011年2月20日の群来は当社の目の前の海が真っ白に なるほどの大掛かりなものでした。入久はこれらの小樽前浜で取れたニシンから新鮮なニシンの魚卵にこだわり、漁獲されたニシンを素早く冷凍保存します。こ れは生のままでは卵がヌルヌルで固まらないためにあえて冷凍します。
いくら
職人作りいくらの醤油漬けはこの道50余年のいくら作りの職人笹川安弘名人がこだわりにこだわって製造した珠玉の逸品で す。名人は日本一の漁獲量を誇る標津の鮭を、魚卵がちょうどいくら造りにベストな時期を読み抜きわずか2週間だけ買い込みます。漁港より3時間以内の場所 で取れた鮭しか競り落とさずせり値には上限を設けません。競り落とした鮭はすぐに工場に持ち込み更にまた厳しい選別を行い、鮮度と成熟が最適な魚卵だけを 使用します。この時期は最もおいしくなる9月中旬の2週間だけ。いくらの醤油漬けの漬け込みには、入久の秘伝のたれを使用しています。選び抜かれたいくらに、本醸造醤油、み りん、酒だけを使ったまがい物なしのたれが染み込んだ味はまさに本物で他に類を見ない秀悦な作品となっています。正に名人だけが醸し出す芸術的な逸品と言 えます 。
えびの塩辛
北海道日本海沿岸は有数の甘エビの産地になっています。空輸で日本各地に送られています。
小樽の近郊でも甘エビの漁は盛んです。
三浦水産では小樽近海余市で水揚げされた甘えびを、生きているうちに頭をとり、一尾一尾手作業で
剥き身にし、天然塩や麹を加えほんのり甘口に仕上げました。
入久 三浦水産の甘エビの塩辛は他では味わえない自慢の一品に仕上がっています。
日本酒に最適のおつまみですが炊きたてのご飯とともに頂く味は幸せの境地です。
鰊たまり干し
北海道小樽産の脂の乗った鰊を、丁寧に処理して特製の調味液に漬け込み、低温で一週間干し上げました。
たまり醤油ベースの調味液は、試行錯誤の結果「ラ・フランス」果汁で臭みを消すことに成功しました。