入久の鰊甘露煮は脂の乗ったニシンを一夜干身欠き鰊にし、米のとぎ汁で一晩戻し、料理の基本『さ・し・す・せ・そ』の順に手間・時間を惜しまず、2日間大鍋でじっくりと炊き上げました。化学調味料は一斉使っていませんのでそのまま安心してお食べいただけますが、袋のままお湯で温めますと一層風味が楽しめます。
ニシンは焼いても煮ても非常に美味しい魚です。特に甘醤油で煮込む鰊甘露煮は蕎麦屋さんではおつまみとして出されます。特に京都では暖かいお蕎麦に乗せて「ニシン蕎麦」として有名です。弊社の「ニシン甘露煮」も小樽の有名お蕎麦店で利用いただいています。ご家庭で簡単におそば屋さんの味が楽しめます。
- 製造:北海道小樽入久三浦水産
- 主原料:アメリカ産ニシン
- 他原料:しょうゆ(小麦・大豆由来)・砂糖・みりん・酒・昆布・かつお
- 規 格:3枚入(250g)
- 弊社保存方法:常温
- 賞味期間:弊社出荷後6ヶ月
- 産直対応:可(ヤマト便)
*ニシンの千石場所:ニシンンが1網で千石以上とれた場所をいいます。増毛・留萌・余市などに千石場所はありました。祝津も4網で4千8百石とれた千石場所でした。千石とは現在で言うと750トン相当です。この入久のにしん千石炊はその千石場所に由来して命名しました。
*料理の基本「さ・し・す・せ・そ」とは?
料理の味付けは、基本的に「さしすせそ」の順で用いるが、下記の考え方に基づく。
- まず甘味はなかなか浸透しにくいので、砂糖を入れるのは早い方がよい。特に塩や醤油を先に入れてしまうと食材に甘味が付きにくくなる。
- 塩(塩水)は浸透圧が高く食材から水分を呼び出すため、煮汁の味を決める初期に入れる。砂糖の前に入れると砂糖の味が食材に入らなくなるため、砂糖より後に入れる。
- 酢は早く入れ過ぎると酸味がとんでしまうので、調理進行を見計らって入れる。塩以上に食材に味が染みるのを妨害するため、塩より後に入れる。
- 醤油、味噌(またはソース、ソーダ)は風味を楽しむものなので、仕上がりに入れる事が望ましい。
なお、アルコールによる臭み消しと食材の味付けを促進させる作用から、調理酒・本みりんなどの酒類を入れる場合は砂糖よりも早く最初に入れ、みりん風調味料は味噌より遅く最後に入れる。(ウイッキペデアより)