(北海道の郷土料理)
道南の松前の郷土料理で松前藩時代に始まりました。
数の子が大量に捕れた頃は余った数の子にこれも道産のスルメと昆布を切り込んで混ぜ、数の子が主体で塩で漬け込んだ簡単なものでした。現在は数の子が希少となり数の子は少量になり、人参や大根・生姜などを加え、塩味から醤油味が主体となり、みりんや酒、かつおだし、唐辛子などで味付けしている。
昆布のぬめりとスルメの風味と数の子の歯ごたえが絶妙な味わいを醸し出し、ご飯のお供、お酒のつまみとしても最適です。
江戸時代、昆布が松前藩から送られてきたことで現在では松前は昆布を表す言葉になっている。
(自宅での作り方)
簡単に作れて自分なりの味付けが楽しめます。
- 数の子
- 昆布
- スルメ
- 人参
- 酒
- 醤油
- みりん
- カツオだし汁
- 唐辛子
を用意します。
- 人参千切りにしてを晴れた日に天日干しする。
- 昆布・スルメをハサミで細くきる。 唐辛子を細かく切る。
- 数の子を塩水で塩出しする。
- 酒と醤油を半々の量を材料より多めに混ぜ合わせて沸かし、調味液を作る。
- 材料を保存容器に入れて、調味液にひたす。
- 一週間ほど冷蔵庫漬け込んで出来上がりです。
調味液は好みによりかつおのだし汁やみりんを加えます。
数の子が手に入ったら是非お試し下さい。