イクラ(鮭の腹子)

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基本的には日本はシロザケの魚卵が主体になります。鮭の腹子として日本の米文化には欠かせないものとなっています。
主な産地は北海道ですが、東北や新潟などでも川に産卵のために遡上する鮭から生産されています。
シロザケの他、鱒の腹子、紅鮭の腹子などがりようされています

(イクラの栄養について)
シロザケのイクラ腹子の栄養価は豊富で下記のとおりです。
いくらも他の魚卵と一緒で脂質にEPA,DHAを多量に含む自然栄養素の宝庫です。

  • カロリー                272Kcal(ブタロースで291Kcal)
  • タンパク質             30.5g
  • 脂質                15.6g(EPA-1.8g, DHA-2.2g)
  • ビタミンE             9.1mg
  • ビタミンB1            0.42mg
  • ビタミンB2            0.55mg
  • コレステロール          480mg
  • その他ビタミンA、B12,葉酸
  • ミネラル 亜鉛 鉄分 リン等

期待される健康効果は

  • 性的機能向上
  • 動脈硬化、高血圧改善
  • 脳神経の活性化
  • 若返り

などです。ビタミンEの含有が多く、抗酸化作用、血流の改善、がん予防等が期待されます。注目すべきはEPA,DHAが極めて多いということです。EPA,DHAは以下の効果があります。

  • 血中脂質低下
  • 抗血栓
  • 血圧降下
  • 制癌作用
  • 抗アレルギー
  • 脳機能維持

イクラではEPA,DHAはリン脂質として存在し、単独に含まれるより、吸収率がよく、より神経系を活性化し、抗腫瘍効果が発揮されるとなっています。

イクラにはまた他の魚卵と違い、最近注目のアスタキサンチンという赤色色素が多量にあります。これはベータカロチンと同じ仲間の抗酸化物質です。活性酸素などから私たちを守ってくれる物質です。

気になることはコレステロールが他の魚卵よりやや高いことですが、本来人間のコレストロールは70%が体内で作られます。EPAもDHAも体内のコレストロール合成を抑制し分解を促進する効果があるため、逆にコレストロール値は低下するという結果になります。つまり、入る量よりは分解されるコレステロールの量が多くなるということになり下がるのです。

イクラはカロリーがかなり高いと思われがちですが、豚肉ロースよりは低い数値になっています。